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   地球科学のための R
     EPS, PDF, PS と R や Linux (出版時に使う EPS ファイル)
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投稿者 スレッド
投稿日時: 2005-12-28 10:34
登録日: 2004-7-29
居住地: 地球
投稿: 303
Re: 結論(Re: EPS, PDF, PS と R や Linux)
※ eps2eps 自身もシェルスクリプトであり、中を見ることができる。すると、その中で最大のピクセル数が指定してあることがわかる。そこを編集すれば、-r で指定する解像度をもっと増やせる。

※ Adobe の戦略は吉と出るか、凶と出るか。いずれにしろ、振り回されるのは愛用していたユーザーであることは間違いない。
投稿日時: 2005-12-27 16:27
登録日: 2004-7-29
居住地: 地球
投稿: 303
結論(Re: EPS, PDF, PS と R や Linux)
結論は、次のようなスクリプトを用いることだ。
#! /bin/bash
##############################################################
#  convert EPS files (with Times or Helvetica)
#  to EPS files without fonts
#
# Copyright (c) 2005 Atsushi Mori <mori@buran.u-gakugei.ac.jp>
##############################################################
if [ $# -ne 2 ]; then
  echo "Usage:"
  echo "       $0 input.eps output.eps"
  exit 99
fi
#
#  Conversion
#
gs -q -sDEVICE=bbox -dNOPAUSE -dSAFER -dBATCH $1             > Btmpfile.$$ 2>&1
eps2eps -r10000 $1 $2
grep -v '^%%BoundingBox:' $2 | grep -v '^%%HiResBoundingBox:'>  tmpfile.$$
head -1 tmpfile.$$ >  $2
cat    Btmpfile.$$ >> $2
tail +2 tmpfile.$$ >> $2
#
#  Remove temporary files
#
rm -f tmpfile.$$ Btmpfile.$$


これを、eps2cleaneps として保存し、

eps2cleaneps input.eps output.eps


として利用する。日本語も良いようだ。こんな下らないことのために丸々二日も潰してしまった。

これで、EPS ファイルや pdf ファイルの機種依存性の問題がクリアされるといいのだが…。
投稿日時: 2005-12-27 12:39
登録日: 2004-7-29
居住地: 地球
投稿: 303
EPS, PDF, PS と R や Linux (出版時に使う EPS ファイル)
0. まえおき

R など、Linux 上のソフトウエアを用いて図を作り、それを論文に掲載するときに、エラーが出るので修正せよ、との連絡があった。
調べてみると、結構根深いので、今のところ途中経過を書く。


1. 概要

    問題 1
    印刷業者は、高品位の印刷をするために、フォントを埋め込むか、アウトラインにすることを要求する。
    困ったことだ。かの Prof. Ripley も困っている。

    問題 2
    Adobe Acrobat 5.0 までは、Times Roman や Helvetica などのフォントが含まれていたが、
    現在では含まれていない。


2. 対策
2.1 Distiller を使う。

    先の、Prof. B. Ripley の記事の近所に、Adobe Distiller を利用したとある。なるほど、Distiller 
    というソフトを使えばできるのか、と思って調べてみた。ところが、最低24万円もする。
    おかしいと思ったら、Acrobat に附属しているソフトであるとのこと。しかも、30日間であれば、
    お試しができる。:-)
    早速挑戦。しかし、… Times とか Helvetica が無いと言って怒られる。Adobe Acrobat のヘルプを
    読むと、5.0 まではあったんだけどね、とのこと。
    これじゃあ、R を含む Linux コミュニティ関係者は、クリーンな
    EPS や PDF を作れないではないか!

2.2 gs のフォントを試す。

    ちょっと落ち着いて、良く考えると、Windows にも gs(ghostscript) がある。これは、
    フォントを持っているし、こんなアコギ^H^H^H 商売上手なことはしないはずである。
    最新の gs 8.41(8.47だっけ?) を導入して、gs のフォントが置かれている場所に、
    Adobe Acrobat, Distiller のフォントのパスを通す。しかし、まるでダメ。
    .pfa, .pfb といったファイルは認識してくれないようだ。

2.3 Adobe Acrobat 7.0 Professional を試す。

    導入するときに、「標準」にしてしまったので、欠けた機能があるのではないかと思い、再導入。
    欧文フォントをいれる。しかし、ダメ。かなり悲惨な状況

2.4 eps2eps を用いる。

    eps2eps は gs に附属しているコマンドで、eps ファイル中の文字のデータをビットマップあるいは、
    アウトラインに変更してくれる。小さい字はアウトラインにならずに、ビットマップになってしまう。
    そこで、代わりに resolution をあげる。自分の使っているファイルでは、2400 dpi
    ( -r2400 で指定) で問題ないようだ。ここを参照。

    ただ、問題もある。ハッチングが綺麗じゃない可能性。これは確かめていない。また、
    BoundingBox がずれてしまう問題点がある。
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